FC2ブログ

ヒメジオン



田んぼの畦で

ぽつんとたたずむ地味な花

およそ誰からもかえりみられず

雑草の極みのような扱いをうけている


ヒメジオン


土地の年寄りが「びんぼう花」などと呼んでいるので

ますます親近感をおぼえてしまう


見られても見られなくても

どちらかというと虐げられてもいるけれど

そんなことはどうでもよいと

毎年、花を咲かせている

姫紫苑(ヒメジオン)

結構いい名前があるのだ




スポンサーサイト



ソバ



 稲刈りの始まった田んぼの所々で、

転作作物の蕎麦の花が咲き始めた。

今年は多くの減反田で蕎麦が作付けされているようで、よく目にする。


ソバ畑


小さな白い花が一面に咲いている様子がカスミ草の花畑のようだ。

カスミ草はいつも脇役だけれど、

不思議と花になど興味もなかった頃から好きな花だ。

今、小さな花に心が向くのも、

そうした好みが下地にあるのかもしれない。


そばの花


 以前、子供が小学校の授業で蕎麦を植えて育てた。

秋の活動展の展示コーナーには蕎麦の花が生けてあって、

初めて間近でそばの花を眺めた。

すでに未熟な白い実がついていて、

その角々と先っちょが淡い緑色でふちどられ、

清楚で可愛らしい印象。

「ああ、こんなに綺麗な花だったんだな」と、

その時思った。


そばの実


下の方に実が付いているの、見えます?

(撮影場所:上越市三和区)

ドクダミ

 子供の頃から馴染みの深い薬草だ。

祖父がいつも薪ストーブの上の土瓶に煎じてお茶がわりに飲んでいた。

生は独特な匂いが強くてとても口にするものとは思えなかったけれど、

干して煎じたお茶は、わりに美味しいと思って飲んでいた。

後をひく感じがあって、案外、おかわりしたくなる。


 顔見知りのお宅の庭の、道路から降りるスロープに、

手摺りを取り付けるのにお邪魔していた。

スロープが急で、濡れていると滑るらしい。

お茶飲みに寄ってくれた方が転んで怪我でもしたら申し訳ないと、

ご依頼を頂いた。


 作業をしていると家主氏から「そのドクダミ、珍しいでしょ」と、

声がかかった。

言われるまで気付かなかったけれど、なるほど妙だ。

花が八重咲きなのである。初めて見た。

ドクダミ八重咲き

感心して眺めていたら、「良かったら持って行きない」と、

ペットボトルに水を入れて活けてくれた。

それが去年の出来事である。


 この初夏にお宅の前を通り掛かったら、ドクダミの姿がない。

訊いてみると、邪魔なので刈り取ってしまったという。

オドチャが残念がっていると、

「大丈夫、あっつぁらもん、またおえて(生えて)くるわネ」と余裕の家主氏。

お言葉の通り、しばらくして見に伺うと花盛りであった。

八重咲きのものと普通の四弁花が混じり合って生えていた。

ドクダミ花

「おまさん(お前さん)に株を分けてやろうと思って鉢に植えてみたんだけど、

花が咲かんくてさ」と、家主氏が笑顔で頭を掻いた。

テーマ : アウトドア
ジャンル : 趣味・実用

オオイヌノフグリ

 本当に小さな花が足元を埋めている。

この花も、小さな花に興味を持つきっかけになった花だ。

オオイヌノフグリ

4弁の花の形はシンプルだけれど、花弁の青いすじが可愛らしい。

直径で、せいぜい5ミリ程度。

可憐だけれど、名前を教えてもらったときには笑ってしまった。


オオイヌノフグリ。


ちょっと意外な名前。「フグリ」は俗に言うキンタマのことである。

大きなイヌのそれという意味なのだろうか?

それにしては花が小さすぎる。

それでは他にもっと小さな「イヌノフグリ」が存在して、

それより大きいということなのだろうか。

「コイヌノフグリ」なんていう名だったら面白い。

ちょっと下ネタがからむと俄然興味を示す下品なオドチャなのである。


調べてみた。


この種には「イヌノフグリ」という近種が存在するそうである。

花の形は似ていて、色は薄紅色。

大きさについては詳しい記述は無かったが、

おそらく本種よりも小ぶりなのだろう。


それにしても、名前の由来。

似ているだろうか???

今度よく観察してみよう・・・犬のほうを。

この記事を書いている5月下旬には、

既に花の姿は無い。



続きを読む

ハマダイコン

 小さな花を表題にしているのだけれど、

身近な野の花ということで取り上げてみたい。


ハマダイコン

ハマダイコン。

海岸の道端や、田んぼの畦にも見かける。

大根の名前にはちょっとそぐわないような可憐な花である。

栽培されていたものが脱走して野生化したものだというから、

おなじみの大根も、花は同じような感じなのだろう。

自分で栽培したことがないので、花は知らなかった。

もっとも秋の収穫は花の前らしい。


白い花弁の先がほんのりと紫色で、真ん中に雄しべの黄色。

ゴワゴワした葉やトゲトゲの茎の印象とは違って、

花は儚(はかな)げで美しい。

そいうう女性、いるよな・・・と思う。

なぜ女性なのか・・・花だからか・・・大根だからか・・・

いずれにしても好みのタイプだ・・・北の女かもしれない・・・

色白で・・・足が太くて・・・


ハマダイコンの花を女性になぞらえて、

またオドチャのどうでもいい妄想が巡り始めた。



~こちらのページで料理を紹介しています~

オドサマの採集食生活

プロフィール

オドチャ

Author:オドチャ
新潟・東頸城に暮らす津軽衆。
あっちにフラフラ、こっちにヨタヨタと野山をさまよい、
近頃、歳のせいか小さな花に思いをよせている。
妻子にかえりみられないからだと言う人もある。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR